日本の食習慣”腹八分”は、世界に誇れる”Hara Hachi Bu”だ

なにやら小難しいタイトルですが
今日は”腹八分(はらはちぶ)”の話。

腹八分とは、腹いっぱい食べずに

少し控えめにしておくことを言います(大辞林)。
「腹八分目に医者いらず」なる言葉があるとおり、

暴飲暴食をせずに八分をこころがければ、

病気にかかることはないという教えもあります。

この腹八分という考え方、実に利にかなっています。

腹いっぱいよりも八分目の食事の方が

胃腸に負担をかけずに済みます。
胃腸系の自律神経は身体の中で大きな位置を占めるため、

過度な食事は胃腸系ならびに神経系まで負担をかけます。
毎日の食事こそ胃腸に負担をかけずにすべきであり、

実践すれば自律神経や精神の安定につながり

結果的にダイエットに効果があります。

また、八分目という考え方

人生の教訓にもなります。

沖縄糸満では、ごちそうさまのことを
「くわっちーさびたん」ではなく
「たりじさびたん」と言います。
「足りなかった」という意味ですが
本当に足りないという意味ではなく、
足りなくくらいおいしかったという意味です。
食事を提供してくれた方への

最大級の賛辞だと思います。

 

もう一つ、腹八分は

ビジネスの世界でも役立ちます。


フェラーリという超高級スポーツカーメーカーがあります。

このメーカーでは、車を生産する場合
需要よりも1台少ない数を作るという社訓があるそうです

(私はフェラーリを買ったことはないので

本からの受け売りですが)。


たとえば、エンツォフェラーリという車(8000万円!)を売る際
400台という需要予測に対して

わざと1つ少ない399台を生産したとのことです。

実際には3000人の購入希望者があったようです。
じゃあ、その3000人分作れば

もっと儲かるのではないかと素人的には思います。


しかしフェラーリは決してそんな事しません。

フェラーリは当初の予定生産台数(399台)を維持しました。

価格的にもプレミアムなエンツォフェラーリは数も貴重になり

本当に選ばれた人しか買えなくなりました。

 

結果的にこのエンツォフェラーリは相当のプレミアムが付き
(なんと2億円!)
フェラーリのステイタス性がさらに高まったそうです。

 

予定生産台数よりもちょっと引いてモノを売り出す。

これもイタリア流、フェラーリ流の”腹八分”だと考えます。

腹八分は健康だけでなく
コミュニケーションや
ビジネスの世界でも使えます。

フェラーリや世界が認めた
日本伝統の考え方
”腹八分(Hara Hachi Bu)”

今日からはじめてみませんか?