106番(コレクトコール)廃止を、とても残念に思う理由

ある日、何気なくNTTからのお知らせを見ていたら、(個人的に)衝撃的な案内がひっそりと載っていました。

”106番(コレクトコール)その他諸々のサービスを平成27年7月31日をもちましてサービス終了させていただきます”

コレクトコールとは、オペレーターが通話をつなぎ、着払いで電話をかけられるサービスです。
つまりかける側に電話代はかからず、かかった相手が代わりに電話代を負担するサービスです(もちろん受けた側は最初にオペレーターから、○○さんから電話が来ています。コレクトコール(着払い)でおつなぎしても良いですか?という旨の確認をしてから電話が始まります)。

このサービスを、中学高校の頃に大いに利用していました。

当時は熊本の学校に進学していたので、沖縄の実家に連絡するときに利用していました。

この頃は寮生活で貧乏学生。
日々勉強と部活に明け暮れる単調な日々。
当時から医師を目指すために奮闘していましたが
本当になれるかどうか不安でいっぱいでした。

その不安を解消するために
週に1回、楽しみにしていたのが実家への電話。
当然沖縄までの電話代もありませんので
コレクトコールを利用し、家族へ電話していました。

何の話をしていたのか今では覚えていませんが
当時は相当勇気づけられ
支えになっていたことは間違いありません。

当時の自分を支えてくれたこのサービスが幕を降ろします。

現代では通話以外にもメールやLINE、やろうと思えばネットを介しての通話やSkypeなどもあります。
SNS全盛の現代では、つながる感覚は以前よりも増しています。
コレクトコールは時代にすっかりそぐわなくなりました。

でも相手を思いやる気持ちや受話器を通じての雰囲気は、
肉声を運んでくれる電話が一番と思います。
こんな心のこもったサービスもあったことは忘れてはなりません。


ノスタルジックと寂しさがパッケージされた、
NTTからのお知らせでした。