
鎌倉時代、日本は実はかなり危ない状況でした。
元寇(モンゴル帝国)が日本を侵略しようとしていたのです。
当時の元は強大な力を誇り、
時の鎌倉将軍北条時宗は元寇とどう戦えばよいか悩んでいました。
そこで高名な禅のお坊さんに相談しました。
そのお坊さんが示した言葉がこれ。
莫妄想(まくもうそう)
=妄想するなかれ
です。
過ぎたことや先のことを思い悩まず、
今やるべきことに集中せよ
という意味です。
この教えを受けた北条時宗は
見事元寇を退け、国を守りました。
うまくいくかどうかは
やってみないとわからない。
考え抜いたアイデアを
自信を持って集中して実行するしかない。
何か大きな決断をするとき、
私はこの言葉に幾度も救われてきました。
これからも”今”に集中して困難を切り開いていきます。
目指せ、北条時宗。