お疲れですか?仕事の目安は”マルチタスク”ですよ

産業医の仕事も行う関係上、働く人との面談を多数行っています。

その際、この方が働けるかどうかの判断の目安として、”マルチタスク”ができるかどうかです。

マルチタスクとは、複数の異なる任務・仕事(タスク)を同時並行で行うこと。


たとえば

”コピーを取る”というタスクと

”資料を読む”というタスクが

同時並行で行えるかどうかです。

逆に仕事の1つ1つをシングルタスクといいます。


健康なとき、頭がフル回転のときは、このマルチタスクができます。

先の例で言うと、”コピーを取りながら”、コピー機の横で”資料を読む”という具合になります。

いろんな仕事を同時並行で行えるため、時間が短縮され充分に休むことができる。

結果、能率的になり仕事もはかどるわけです。


ところが、疲れていたりこころが病んでいたりすると、このマルチタスクができません。

”コピーを取る”のに精一杯で、ようやく”資料を読む”。

1つ1つのタスクに時間を取られますから、能率は落ちてしまいます。

仕事を終えられないと時間でカバーするしかないわけですから、休む時間が少なくなりますます疲弊するわけです。


働く方々は、複数の仕事を同時並行に行えるかどうか常日頃確かめてください。


以上、産業医顧問先の会議室からお届けしました。


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