探偵のイロハだよ、ワトソン君

いやー、すごい時代になりました。
たくさんの患者さん情報(遺伝子情報など)と、白血病に関する膨大な論文を掛け合わせて、診断が難しい難病を特定。
治療法まで提唱するとは凄すぎます。

実際、この人工知能のおかげで患者さんは救われ、退院までできたということです。

実際、診断はパターン分析のような側面もあります。

病気にはストーリーがあります。
そのストーリーを読み解き、似たストーリーを探し当て、その結果病気を特定する。
だから名医とは、このパターンをたくさん頭の中に備えている人物の事を指します。
私も患者さんから症状に関するストーリー(現病歴と言います)を伺い、パソコンの自作診療支援ツールに入力しています。
その現病歴を、過去の患者さんの現病歴と比較して、何の病気か、最適な治療法は何かを探し当てるのです。
1人の人間の記憶だけでは限界があるので、人工知能を使えばもっと正確に、もっとスピーディーに診断ができるわけです。
人工知能ワトソン、凄すぎ。

今後人工知能がもっと発展すると、医学の現場でも人工知能が診断作業を補佐するんだろうなぁと実感しました。

特に現在のDSM−5(米国精神学会の基準)至上主義の日本では、症状を5つ以上認めたらAという病気ってなみたいに、○X方式で診断してしまいますから、ますます人工知能が診断しやすくなっています。

場合によっては、通常の精神科医よりもより正確に診断できるかもしれません。

そしたら、人工知能からこう言われてしまうのかな?

「医学のイロハだよ、トクダくん」
(シャーロックホームズの有名なセリフをもじって)。

以上、NHKラジオからお伝えしました!!