ちょっと待った!!休職中の旅行についてもの申す

ある産業医面談の一コマ

私(産業医活動中)
「お話を伺った結果、あなたは療養が必要と考えます。
心療内科で診てもらって診断書をもらってきて下さい。」

労働者
「わかりました。では1ヶ月くらい休んで、その間ジャマイカ行ってきます。」

「ジャマイカ?なぜジャマイカなのですか?」

労働者
「えっ、だってせっかくのまとまった休みですから、念願のジャマイカに行って本場のレゲエを楽しみたいと思います。」

ちょっと待ったぁ!!!
(ここから先は、私のこころの声の話)

メンタルヘルス不調に陥った場合、職場を離れて療養した方が良い事があります(ほとんどのケースはそうですが)。

しかし療養と旅行は違います。

旅行は個人の自由意思でのレクリエーションです。
療養は、会社が所属を保証する(つまりクビにならない事を約束しての)心身の健康回復です。
目的や中身が全然違います。

病気休暇や休職は、あくまで会社に在籍している事を前提にしています。つまり会社は従業員の身分を保証しているわけです。
なのでお休みされる方も、健康を回復させるという義務を果たしてください。
決してバカンスをするという権利は強調しないで下さい。

そもそも、療養中に派手に旅行なんかしてしまったら、帰ってきた時に周囲の同僚の理解得にくくなりますよ。

以上、産業医面談からお伝えしました!!

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